勝てば2年連続の決勝進出となる長崎と、4年ぶりのメインコートに向けて闘志あふれる愛知との準決勝。
前半から長崎はエース♯5の1対1で勝負をかける。対する愛知はパスを回しながら♯12のジャンプショットなどで追いかける。長崎は♯5のシュートに対し、みんなでルーズボールに飛び込んだり、センターがリバウンドで貢献してエース♯5にボールを集める。愛知は♯8のシュートや♯4のインサイドシュート、タイムアウトで流れを引き寄せようとするが要所で長崎♯5のシュートが決まり、ゲームの主導権を渡さない。18-28、長崎リードで前半を終える。
第3ピリオドに入っても長崎♯5のミドルショットやドライブが止まらず最大15点のリードを広げると、たまらず愛知がタイムアウト。その後、愛知は♯7のドライブなどで巻き返しを図り、13点差で最終ピリオドへ。
第4ピリオドに入っても♯7の3Pシュートなども決まりじわじわとリードを広げていく長崎に対し、愛知はディフェンスのボールプレッシャーを強め、長崎のターンオーバーを誘発するが、最後のシュートがなかなか決まらない。残り3分を切り、愛知♯5のシュートなどが決まりだし、ディフェンスもさらに激しさを増すが、長崎♯5がベンチに下がった後も、長崎♯8を起点にボールをコントロールするいい働きを見せ、相手の猛追をかわしていく。
最終スコアは47-58、長崎が九州の大きな応援を力に変えて、2年連続決勝戦のメインコートに駒を進めた。