明日のベスト4をかけた女子準々決勝、兵庫県と長崎県の対戦。序盤兵庫県は#14、#8を中心に攻勢に出る。長崎県の#5が少しずつペースを取り戻す。長崎県は、#5にボールを集め、1on1で加点していく。兵庫県は、長身の#8がリバウンド、ミドルシュートで頑張る。ゲームは第3ピリオドまで長崎#5を中心に進むが、疲れが見え始める。シュートの確立も徐々に落ちてきて、兵庫県が点差を縮め、第4ピリオド残り2分でついに追いつく。
残り1分を切り、58‐58で兵庫県の攻撃。ここで長崎県が頑張り、ルーズボールが起きる。両チームとも必死に飛びついた結果、長崎県ボール。長崎県#5に渡る。残り時間を使い最後のワンプレイでファール、フリースローとなる。残り0.9秒。1投目を決めて、59‐58長崎1点リード。2投目をわざと外すが、リングに当たらずバイオレーション。兵庫県ボール。タイムアウトを取り最後のワンプレイに逆転をかける。兵庫県は長身の#8にボールを入れてゴールに向かうが、笛はならずに試合終了。1点差で長崎県が勝利した。
終始このゲームの中心となった、長崎県#5は41点を取ったが、兵庫県も普段とは違うリズムの相手に苦しみながらも、勝利への気持ちがとてもよく伝わった、好ゲームだった。