2回戦、埼玉県対大阪府。立ち上がり埼玉県は#9のジャンプシュートを中心にオフェンスを組み立てる。一方の大阪府は#9のターンシュートや#4の3Pシュート、#14のハイローやリバウンドからのゴール下プレーと躍動し得点を重ね、第1ピリオド7-19で大阪府リード。
第2ピリオドになると埼玉県も本来の調子を取り戻し、#7の3Pシュートや#8のジャンプシュートで応戦する。大阪府も#14が確実にゴール下を決め、#15が3Pシュートやドライブで得点を上げるなどしてリードを保ち、17-28大阪府リードで前半を折り返した。
第3ピリオドになると、埼玉県の執拗なディフェンスが効き始め大阪府の得点が止まる。それに合わせるように埼玉県#9のジャンプシュートが決まりだし、徐々に点差を詰めていき31-35と4点差にまで迫って第3ピリオドを終えた。
第4ピリオドになっても埼玉県の勢いは止まらず、残り5分でついに逆転。41-39となったところで大阪府のタイムアウト。その後も波に乗った埼玉県が激しいディフェンスから速攻を繰り出すなど躍動し、一気に突き放しにかかる。大阪府も#9のインサイドで応戦し、残り3分、49-44埼玉県リードのところで、埼玉県のタイムアウト。大阪府は#9のインサイドに望みをかけるとそれが機能し、残り42秒再度同点となる。試合最後の決勝点となったのは、大阪府#14のリバウンドからゴール下の得点。お互いに最後まで諦めない好ゲームとなったが、接戦をものにした大阪府がベスト4進出を決めた。