両チームとも、僅差で最終日に駒を進めた長崎県と新潟県。東京体育館メインコートでの決勝戦をかけた戦いが始まった。
第1ピリオド、長崎県#11の連続得点でスタート。8得点された新潟県、たまらずタイムアウト。新潟県#4の1対1から長崎県を崩しにかかる。しかし、長崎県#11の1対1がそれをさせない。16-12の長崎県リードで第2ピリオドへ。
新潟県#4の1対1から、#12、#15へパス。シュートを確実に決め、同点に追いつく。しかし、長崎県#11の1対1でさらに得点を重ねる。一進一退の見応えのある攻防が続く。新潟県、#4、#12、#15のリバウンドシュートなどで逆転に成功。27-29で前半終了。
第3ピリオド、新潟県#4、#7の1対1でさらに崩しにかかるが、長崎県#11に1分間で3Pシュートを含む7得点を許してしまう。長崎県、逆転に成功。新潟県はタイムアウトをとり、立て直しを図るが、長崎県#12がドライブで加点。43-34で最終ピリオドへ。
第4ピリオド、新潟県#15のリバウンドで得点を重ねる。長崎県、たまらずタイムアウト。タイムアウト後、新潟県はさらにプレッシャーを激しくするが、長崎県#12のドライブで連続得点し、突き離しにかかる。新潟県#4の1対1、#7の3Pシュート、#15のリバウンドシュートで得点を狙うも、無情にもリングに嫌われてしまう。長崎県#11を中心に落ち着いたゲーム運びをし、56-44で試合終了。最後まで諦めずにボールを追い続けた新潟県の健闘を讃えたい。