男子準決勝、関東同士の戦いとなった神奈川対東京A。#14を中心とした巧みな個人技で順当に勝ち上がってきた神奈川と、12人全員バスケでの総力戦で勝ち上がってきた東京Aの一戦。
第1ピリオド、神奈川は#14の積極的な1対1で点数を重ねていく。東京Aも#15のバスケットカウントや#7の3Pシュートで食らいつき、18?11で終える。
第2ピリオドに入っても、神奈川の勢いは止まらない。#7や#13の献身的なプレーも光る。東京Aも必死にディフェンスを頑張るも33?20神奈川リードで前半を終える。
第3ピリオドに入り、東京Aは#8が神奈川の#14に激しくプレッシャーをかけ、ディフェンスが成功し、神奈川は攻めあぐねる。攻撃も組織的なチームオフェンスから#7や#10のドライブで必死に追いすがり、35?30と点差を詰める。神奈川もタイムアウトを取り、立て直す。#8や#6の3Pシュートで再び差を広げ、46?37で最終ピリオドに入る。
第4ピリオド、神奈川#14に再び火がつく。積極的に1対1を仕掛け、このピリオド17得点を叩き出す。東京Aもオールコートプレスで必死に食らいつくも68?55で神奈川が決勝に駒を進めた。
敗れはしたものの東京Aのチーム一丸となって戦う姿は、観る者の心を奪った。健闘を称えたい。