接戦を制して勝ち上がってきた兵庫県と、連覇を狙う新潟県の対戦。
第1ピリオド、新潟県#4、#7のドライブ。兵庫県、#4、#8の1対1で得点。ポストを生かした攻撃も加わる。
第2ピリオド、新潟県はドライブインを試みるも、兵庫県#17の高さに阻まれる。しかし、#4、#7の3Pシュートで得点。兵庫県も、#4、#10の3Pシュートで得点を重ねる。兵庫県は高さを生かし、オフェンスリバウンドに果敢に飛び込みチャンスを広げる。一方、新潟県はリズムを掴めず苦しい展開。兵庫県、残り44秒で同点に追いつく。新潟県、残り17秒でタイムアウト。その後、新潟県#11のドライブインが決まり、26-28で前半終了。
第3ピリオド、兵庫県の高さを生かした攻撃はさらに続く。#15の連続ポイントで、新潟県は開始1分30秒でたまらずタイムアウト。新潟県はディフェンスリバウンドを死守し、何とか攻撃のリズムをつかもうとする。1対1の巧みさとシュート力を生かす新潟県、高さを生かす兵庫県、互いの持ち味を存分に発揮した攻防が続く。
第4ピリオド、開始1分でリバウンドを死守してきた新潟県#15が4つ目のファウル。開始3分11-5と苦しい展開。兵庫県#15の連続得点で突き離しにかかる。一進一退の攻防に備えて、残り2分53秒でタイムアウト。新潟県#15を再びコートに戻し奮起する。残り1分31秒で58-59と逆転に成功。しかし、1分1秒で新潟県#15が痛恨の5ファウルで退場。兵庫県はボールを奪い攻撃のチャンスをつかもうとするも、ファウルになり、フリースローを与えてしまう。新潟県は確実にフリースローを決め、58-61で勝利。最終日に駒を進めた。
兵庫県、新潟県互いの持ち味を存分に発揮した好ゲームであった。会場の観客を魅了する戦いを繰り広げた両チームの選手に大きな拍手を送りたい。