男子準々決勝、神奈川対徳島。出だし神奈川#14、ドライブインからのダブルクラッチ、リバウンドシュートなど7得点をあげれば徳島は#5、#6、#14が堅実なプレーで応戦。残り2分互いに3Pシュートで加点し、第1ピリオドを21-18神奈川リードで終える。
続く第2ピリオド、お互いの#6が気を吐くプレーで加点するも7点開いた所で徳島1回目のタイムアウト。徳島はポイントガード#6の巧みなドライブインからのパスなど、5人の合わせからの1対1で攻撃すれば、対する神奈川は#14の高い身体能力とバスケットスキルの高さで応戦する。ピリオド終盤、得点を重ねた神奈川が37-28、9点リードで折り返す。
迎えた第3ピリオド、追いつきたい徳島だがショットがことごとくリングに嫌われ得点が伸びない。2分、46-30と16点開いた所で後半1回目のタイムアウト。立て直しを図りたいがなかなか点差は縮まらない。神奈川はリバウンドからのオフェンスを確実に加点し61-40と差を広げて終了。
最終第4ピリオド、なんとか反撃の糸口を見出したい徳島だが、神奈川のオフェンスは更に加速する。速攻から#14のアリウープまで飛び出し、得点差は広がる一方となる。徳島は#11、#8と3Pシュートで粘りを見せるが89-78、神奈川が4年ぶりにベスト4に進出した。今大会オンボールのハイピッックスクリーンからの2対2が圧倒的に多い中、徳島は丁寧なオフボールスクリーンやドライブインからの合わせなど卓越したチームプレーで善戦した好チームであった。彼らの健闘に拍手を送りたい。
