1回戦、山形対長崎。立ち上がり長崎#11の3Pシュートで始まる。長崎は#11の連続加点、#12の3Pシュートなどで序盤0対8とリードする。2分山形は1回目のタイムアウト。山形は#4の連続ポイントで食い下がるが得点が伸びず第1ピリオド11対20長崎リードで終了。
第2ピリオド開始早々、山形は#4のスチールから速攻、#10の合わせなどで連続加点。3分長崎は初めてのタイムアウト。その後も山形は#8のパワフルなポストプレーで徐々に点差をつめていくが要所で長崎ガードの#11が巧みにゲームコントロールして前半を20対31長崎リードで折り返す。
第3ピリオド、立ち上がりから長崎は#4、#11、#7、#12と多彩な攻撃で加点していく。一方、山形は開始から3分間ノーゴール。たまらずタイムアウトを取る。その後も長崎はメンバーを交代しながらバランスよく得点を重ねていく。
第4ピリオド山形は必死のボールプレッシャーで追撃を試み、最後まで粘り強く戦い、残り1分半で10点差まで追い上げたが、長崎は#11を中心に落ち着いてそつなく戦い、準々決勝に駒を進めた。強いインサイドプレーヤーを擁した山形だったが、後半第3ピリオドで得点が伸びなかったのが悔やまれる試合であった。