関東同士の戦いとなった決勝トーナメント一回戦。神奈川が勢いのあるスタートを見せた。#14のジャンプシュートやドライブで立て続けにシュートを決めると、#6がよく前を走り速攻で得点を重ねる。対する群馬は#12の3Pシュートで食らいつくも、12-30神奈川のリードで第1ピリオドを終える。第2ピリオドに入り、群馬は#4坂場を基点として、シュートが入り始める。#10の三連続シュートなどで勢いをつけ、33-47の14点差で前半を折り返す。後半に入り、再び神奈川が息を吹き返す。#13の強力なリバウンドシュートなどで得点を重ね、14点まで縮めた点差を23点差まで広げた。最終ピリオド、関東同士の戦いで負けられない群馬が意地を見せる。粘り強いDFや#6のリバウンドを点数につなげ、開始早々三連続得点をあげるなどして最大23点まで開いた点数を、再び14点差まで縮める。神奈川は#14を投入し、食い下がる群馬を振り切った。
縦横無尽にドリブルやパスを駆使するガード陣と、高さのあるセンターでゴールを量産する神奈川。それに対し、#4坂場が攻撃の中心となり、チームDFで終始粘り強く戦い続けた群馬との戦いは、点数の差を感じさせない迫力ある試合であった。決勝トーナメント一回戦とは思えないハイレベルな熱い戦いを見せた両者に、大きな拍手を送りたい。