JBA

JBA

ニュース

RSS 一覧へ

ジュニアオールスター2017 大会最終日 男子:神奈川県(4年ぶり5回目)、女子:大阪府(初)が30回記念大会を制し閉幕

2017年3月30日

悲願の初優勝を飾った女子・大阪府


 「JX-ENEOS 第30回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2017」は最終日、男子が神奈川県が4年ぶり5回目、女子は大阪府が初優勝を飾り、30回記念大会は幕を閉じました。

 先に行われた女子準決勝では、長崎県が愛知県を58-47で破り、2年連続決勝の舞台に駒を進めます。大阪府は64-35で栃木県に勝利し、昨年は長崎県に敗れた準決勝の壁を乗り越えて、初優勝を目指します。
 一方の男子は、昨年の優勝チームの新潟県を56-44で破った長崎県が、女子に続いてアベックで決勝進出。神奈川県vs東京都A戦は両チームとも多くの声援が送られるなか、68-55で神奈川県が勝利を収め、いよいよメインコートで日本一を決めるラストゲームに挑みます。

 女子決勝戦は、チームの大半の得点を稼ぐ長崎県の絶対的エースである#5江村 優有選手を徹底マークして対抗する大阪府。苦しむ場面もありましたが、それでもドライブで打開し、3Pシュートを決め、39得点を挙げました。しかし、一人の力では限界があります。チームでディフェンスをし、リバウンドを取って走った大阪府が63-52で勝利し、悲願の初優勝を果たしました。

 最後までもつれる接戦となった男子決勝戦、神奈川県vs長崎県。神奈川県#14田中 力選手と長崎県#11米須 玲音選手が強気の1on1で得点を取り合いながらゲームは進みます。神奈川県が若干リードする展開ものの、第4ピリオドに追い上げた長崎県が28.6秒で57-55で2点差に詰めます。しかし、神奈川県の#14田中選手がラストシュートを決めて逃げ切り、59-57で日本一に輝きました。

男子・神奈川県のエース#14田中 力選手は34得点を挙げる活躍


■男子 大会結果
優 勝 神奈川県(4年ぶり5回目)

準優勝 長崎県
第3位 東京都A、新潟県

■女子大会結果
優 勝 大阪府(初)

準優勝 長崎県
第3位 栃木県、愛知県

■最優秀選手
【男子】田中 力 (神奈川県 #14)
【女子】前田 芽衣 (大阪府 #4)

■大会優秀選手
【男子】
田中 力 (神奈川県 #14)
田中 未来翔 (神奈川県 #7)
米須 玲音 (長崎県 #11)
秋元 太陽 (東京都A #10)
小川 敦也 (新潟県 #4)

【女子】
前田 芽衣 (大阪府 #4)
西村 香凜 (大阪府 #9)
江村 優有 (長崎県 #5)
佐藤 多伽子 (栃木県 #15)
日野 華希 (愛知県 #5)

 今大会を盛り上げてくれた各地のオールスターチームは今日で解散となります。選手たちはこの大舞台に立った経験を糧に、今度はライバルとしてそれぞれの中学校を引っ張り、8月に行われる「第46回全国中学校バスケットボール大会」出場を目指します。

 選抜チームから漏れた全国の多くの選手たちも、これからの努力次第でいくらでも大きな舞台に立てるチャンスがあります。「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームの古川 孝敏選手(栃木ブレックス)は、「僕には縁の無い大会でした。中学の頃は市の地区大会すら勝ち上がれなかったです」と当時を振り返りました。それでも努力を続けた結果として、栃木ブレックスのエースとして活躍し、日本代表に選ばれています。

 上手くなるためにはバスケットボールを楽しむことが重要です。今大会では、試合中にコーチやご観客席から「もっと楽しんで!」「笑顔、笑顔!」と、選手たちを盛り立てる声が多く聞かれました。
 当協会(JBA)では、今後も『バスケットボールで日本を元気にします』の理念のもと、バスケットボールファミリーの皆さまと一体となって、各種活動に取り組んでまいります。

試合日程・結果

3月28日(火)

予選リーグ
詳細へ>

全会場入場無料> |現地レポート>

3月29日(水)

決勝トーナメント
男女1、2回戦 詳細へ>

チケット情報> |現地レポート>

3月30日(水)

決勝トーナメント
男女準決勝、決勝 詳細へ>

チケット情報> |現地レポート>

競技日程をダウンロード